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KEIO SFC JOURNAL投稿原稿の募集

SFCにおける学術研究の成果を発表する学術論文誌です。年2回刊行しており、毎号特集テーマを立てますが、SFCの特色ある研究に関する自由論題論文も随時募集しています。

投稿募集中

24巻2号 (2025年3月発行予定) として、「SFCの地域研究の未来をつくる 〜その現在と展望」という特集テーマで論文を募集します。また、 毎号の特集テーマ以外に、自由論題への投稿も随時受け付けております。使用言語は原則として日本語または英語とし、必要に応じてそれ以外の言語での投稿も認めます。投稿される原稿は、未投稿のものとし、他雑誌への並行投稿や二重投稿は認められません。

巻号 原稿締切 テーマと概要
24巻2号 2024年5月31日(金)
午後4時
※目安
「SFCの地域研究の未来をつくる 〜その現在と展望」
学際的、横断的なアプローチを特徴とする地域研究は、SFCの教育研究の理念との親和性は高い。SFCの地域研究は、世界の対立と協調、人々が求めるガバナンスをめぐる課題に取り組み、人間、生活、言語、文化に対する理解を深める礎となってきた。進化し続ける世界と人類のダイナミックな相互作用を理解するための洞察を提供することに貢献してきた。 本号は、SFCの地域研究の現在を総括し、その発展の方向性を示す。これまで日本では、地域研究は大学院を中心とした研究機関が主導してきた。しかしSFCが、学部レベルで政策研究を志向する教育研究機関として先駆的な役割を担ってきたように、SFCの地域研究は、言語コミュニケーション教育との緊密な連携のもと、学部教育の重要な一部として位置付けられてきた。本号は、日本における地域研究の新たなフロンティアとしての役割を担ってきたSFCの現在を描き、地域研究の新たな展開の可能性を読者に提示する。
25巻1号 2024年11月29日(金)
午後4時
※目安
特定の話題にしぼった特集を組まず、自由論題のみを募集する予定です。査読後、印刷の都合上、掲載に間に合った原稿を掲載します。左の日付は、間に合う可能性が高いひとつの目安としてご理解下さい。本号に掲載が間に合わなかった場合は次号以降に掲載することになります。
  • 自由論題は随時受け付けます。

募集要項および投稿規定

1. 原稿の種類・内容

以下、aからfのいずれかから、最適と思われる原稿種類を選んでご執筆ください。各原稿の制限文字数および詳細は、執筆要領をご参照ください。

a 研究論文 実証的または理論的研究の成果として、オリジナリティを有するもの
b 総説・レビュー論文 そのトピックに関する重要かつ適切な複数の既存文献に基づいて総合的な評価をしたり、過去の経緯、文献間の比較、評価などを総合的に論じ、著者のオリジナルな考えや見方を提示するもの
c 実践報告 新規性のある取り組み、フィールドでの実践などを報告するもの。より広い分野での実践やスケールアップ、政策見直し等への含意を有するものが望ましい
d 研究ノート 研究の中間的な報告や予察的な研究報告を行うもの
e 書評
もしくは
学会動向
書籍等の文献の批判や紹介をするもの

研究展望について解説するもの

2. 原稿締切および提出方法

原稿締切日

24巻2号 2024年5月31日(金) 午後4時
25巻1号 2024年11月29日(金) 午後4時
  • なお、自由論題は随時受け付けます。

提出物

原稿は、「表紙〈抄録含む〉」、「本文」、「図表」が全て含まれるよう、MS-Wordでまとめてください。そして、1)原稿のMS-Wordファイル、2)原稿のPDFファイル、3)記載事項記入用紙の3点セットをご用意ください。
※執筆要領、記載事項記入用紙、原稿例はページ下よりダウンロードしてください。
※原稿作成時は原稿例をテンプレートとしてご利用いただくと便利です。

提出方法

gakkai@sfc.keio.ac.jp(慶應SFC学会事務局)宛に上記3点セットをメールの添付ファイルとしてご提出ください。ファイルが重い場合は(合計10 MB以上など)、DropboxやBoxに三点セットをひとつのzipファイルにまとめたものを保存し、それが格納されているURLをお知らせいただくことを推奨します。※ダウンロードできない場合は、ご連絡を差し上げますが、事前に第三者がダウンロードできることを必ずご自身でご確認ください。

3. 投稿資格

筆頭著者となる資格を有するものは、以下のとおりです。

慶應SFC学会正会員 総合政策学部・環境情報学部・政策・メディア研究科の教授・准教授・専任講師、看護医療学部、健康マネジメント研究科の教授・准教授・専任講師・助教(有期)※1
SFCに在籍する学部生ならびに研究科の学生 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)を卒業・修了した者も、SFC在籍中の成果を含む論文である場合、筆頭著者として認められます。
その他 学会員として学会費を納めた者、編集委員会が執筆を依頼した者、ならびに投稿料を納めた者、など。学会員でない場合もSFCに在籍する場合は、掲載決定時に1報あたり3000円を投稿料として支払う前提で投稿が認められます。
  • 看護医療学部の助教(有期)の方は、全員学会へ入会されており、学会費の徴収も専任教員(教授・准教授・専任講師)同様に手続きをしております。
  • 総合政策学部・環境情報学部・政策・メディア研究科の有期契約教員(客員教員・特別招聘教員・教員(有期)・訪問教員(招聘)・講師(非常勤)・特任教員)、チェアシップ教授の方は、学会費を納めて学会にご入会いただくか、投稿料をお支払いいただく必要があります。あらかじめご了承ください。

4. 査読候補者の推挙のお願い

投稿者は、審査する上で相応しいと考えられる査読候補者を2名推挙してください(義務ではありません)。編集者は推挙された候補から査読者を選ぶとは限りませんが、内容が学際的な要素の高い研究分野である場合には、査読候補者の推挙によって編集者のレビュープロセスが迅速化すると予想されます。ただし、査読候補者としてSFCの教員は含めないでください。また、投稿者と密接な関係がある人物、利益相反の関係にある人も選択できません。例えば、投稿者や共著者と同じ研究グループに所属する人物、投稿した研究が含まれるプロジェクトを監督する立場に相当する人物、等がそれにあたります。
推挙する際には、各査読候補者について、次の情報を「記載事項記入用紙」に必ず記入してください。

  • 氏名
  • 所属
  • 身分
  • 連絡のとれるメールアドレス
  • 推挙する理由
  • 看護医療学部の助教(有期)の方は、全員学会へ入会されており、学会費の徴収も専任教員(教授・准教授・専任講師)同様に手続きをしております。
  • 総合政策学部・環境情報学部・政策・メディア研究科の有期契約教員(客員教員・特別招聘教員・教員(有期)・訪問教員(招聘)・講師(非常勤)・特任教員)、チェアシップ教授の方は、学会費を納めなければ投稿できませんので、あらかじめご了承ください。
  • いずれの場合も「投稿料」は発生しません。

5. 査読プロセス

「KEIO SFC JOURNAL」はピアレビュー・ジャーナルです。査読は著者の氏名および所属を伏せた上で行われ、査読審査を経て受理されると掲載となります。原稿の種類ごとの査読プロセスは以下の通りです。

a 研究論文 原則として1名の内部査読者(筆頭)と2名の外部査読者の3名で査読を行います。なお、審査を経て採録となった「研究論文」は、政策・メディア研究科博士課程学位取得の要件(査読付論文)として申請できます。
b 総説・レビュー論文
c 実践報告
d 研究ノート 原則として1名の内部査読者(筆頭)と1名の外部査読者の2名で査読を行います。
e 書評/学会動向 1名の内部査読者で査読を行います。

6. 査読結果の通知

査読結果(第一次判定)は、投稿から1から3ヶ月程度(査読状況によって異なる)で本人に通知します。査読結果は、「A:採録」「B:条件付採録」「C:修正再査読」「D:不採録」のいずれかで、結果は査読者のコメントとともに返送されます。必要な修正をして再投稿された原稿は、再査読を行い、第二次判定を本人に通知します。修正期間は、通知日からBは1ヶ月、Cは2ヶ月とします。
なお、修正期間の延長は許容されません。期日までに提出がない場合は、残念ながら投稿取り下げとして対応させていただきますので、予めご了承ください。

7. 著作権(「KEIO SFC JOURNAL」刊行規程[著作権]第5条より抜粋)

(1)

著者は慶應SFC学会(以下「学会」)が発行する「KEIO SFC JOURNAL」に掲載された論文等の著作権を学会に委託し、学会が論文等の編集著作権および出版権を保有する。

(2)

(1)に基づき、学会は著者の論文等を原文のままの形において印刷物または電子媒体により再出版または再配布する権利を保有する。なお、電子媒体による再配布とは、慶應SFC学会ホームページならびに慶應義塾大学の運用するWebサイトやデータベースへも登録し、公開すること等を意味する。

(3)

著者は、論文等を他の印刷物または電子媒体に転載する場合は、学会にその旨、通知する。

(4)

著者の論文等を要約して印刷物または電子媒体により再出版または再配布する場合は、原則として学会は著者から事前の同意を得るものとする。

  • 刊行規程第5条により、採録原稿は慶應SFC学会ホームページならびに慶應義塾大学の運用するWebサイトやデータベースへも登録し公開いたします。

8. 研究倫理

人を対象とした実験・調査については、生命倫理、プライバシー保護、人権保護等の面で必要な倫理的考慮を確保している必要があり、こうした研究を研究論文として投稿する場合、原則として筆頭著者の所属先の倫理委員会の承認を得ているものとします。ただし、実践報告についてはこの限りではありません。

〈参考〉

SFC実験・調査倫理委員
https://www.sfc.keio.ac.jp/faculty/personnel_general/ethical_committee.html

健康マネジメント研究科の研究倫理審査について
https://www.students.keio.ac.jp/

9. その他・注意事項

投稿原稿には、著者名、所属機関名、および著者が推測されるような内容(謝辞、科研費をはじめとする助成金の情報など)は書かないでください。「拙著」「筆者は XXX(1997)において…」等のような表現の使用も避けてください。これらの情報は、査読を経た上で採録が決定した段階で記載していただきます。
「KEIO SFC JOURNAL」はA4判であり図・表はカラーを利用できます(2023年度まではA5判・モノクロでした)。図・表は最大でもタイトルや説明文を含めてA4サイズの1ページにおさまることを前提に作成してください(つまり縦25cm、横17cm以内におさまるように)。

※原稿を作成する際には以下の原稿例をダウンロードして利用されることを強く推奨します。