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山本純一教授最終講義 「サパティスタからフェアトレード、 そして大地の大学へ」
山本 純一 (Junichi Yamamoto)
環境情報学部学部教授
2016.03.20 12:00~13:00
田町・倶楽湾
山本 純一 (Junichi Yamamoto)
環境情報学部学部教授
山本 純一 (Junichi Yamamoto) 環境情報学部学部教授 | |
略歴 |
【学歴】 早稲田大学政治経済学部経済学科 (1973年) エル ・ コレヒオ・デ・メヒコ 経済研究センター経済修士課程単位取得退学 (1981年) 【主な前職】 神奈川大学外国語学部非常勤講師 |
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専門分野 | メキシコ研究(政治経済), 連帯経済論(とくにフェアトレード) |
所属学会 ・団体 |
ラテン・アメリカ政経学会(会員), 日本イスパニヤ学会(会員), 日本ラテンアメリカ学会(会員), 日本政治学会(会員) |
主要著作・ 論文・作品 |
* 「市民社会と組織」ラテン・アメリカ政経学会編『社会科学ハンドブック』新評論、2014年 *「日本とラテンアメリカー「往還する知」をめざして」『神奈川大学評論』第77号、2014年 *「フェアトレードの歴史と「公正」概念の変容ー「報復的正義」から「互酬」、そして「分配的正義」から「交換的正義」へ」『立命館経済学』第62巻第5・6号、2014年 * 「メキシコ南部農村社会の内発的発展としてのフェアトレード―チアパス州マヤビニック生産者協同組合の成長の軌跡」『ラテンアメリカ・レポート』(2013年6月号)アジア経済研究所 * 「メキシコ南部農村社会の持続可能な発展としてのフェアトレード―社会的企業バツィルマヤを事例として」厳網林・田島英一編『アジアの持続可能な発展に向けてー環境・経済・社会の視点から』慶應義塾大学出版会、2013年 * 「貧困のない世界をめざして―エコノミストからアクティビストへ」清水透・横山和歌子・大久保教宏編『ラテンアメリカ 出会いのかたち』慶應義塾大学出版会、2010年 * 「開発支援とフェアトレードにおける中間組織の役割―FTPの活動を事例として」田島英一・山本純一編『協働体主義―中間組織が開くオルタナティブ』慶應義塾大学出版会、2009年 * 「コーヒーのフェアトレードの可能性と課題―メキシコ・チアパス州の2つの生産者協同組合を事例として」野村亨・山本純一編『グローバル・ナショナル・ローカルの現在』慶應義塾大学出版会、2006年 * 「連帯経済―人間中心の経済の再生をめざして」アジア太平洋資料センター『月刊オルタ』2006年2月号 * 「SFC的地域研究を目指して―Three-Work Approachの可能性と課題」平高史也・古石篤子・山本純一編『外国語教育のリ・デザイン―慶應SFCの現場から』慶應義塾大学出版会、2005年 * 「連帯経済の構築と共同体の構造転換―メキシコ最貧困州チアパスの経験から」内橋克人・佐野誠編『ラテンアメリカは警告する』新評論、2005年 * 「難航する日墨自由貿易協定」アジア太平洋資料センター『月刊オルタ』2004年3月号 * 『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年 * 「サパティスタの挑戦―反グローバリズム・新ナショナリズム・脱国家ローカリズム」『ラテンアメリカ・レポート』2003年第20巻第2号、アジア経済研究所 * 「社会運動とインターネット―サパティスタ運動に関する論争をめぐって」『総合政策学の最先端 第3巻』慶應義塾大学出版会、2003年 * Construccion de la Economia Solidaria y Cambio Estructural de las Comunidades Indigenas en el Estado de Chiapas, Mexico― lecciones para la sociedad japonesa ― Paper presented at the 2003 meeting of FIEALC, held at Minzokugaku-Hakubutsukan, Osaka, Sep.26, 2003 * 「<帝国>に抗するサパティスタ―マルチチュードの可能性」『神奈川大学評論』第45号、2003年7月 * "Los Zapatistas en contra del "Imperio": Posibilidades de la multitud", Paper presented at the symposium "Culture, Power and Identity" of Japan Association for Latin American Studies, held at Kanagawa University on June 7, 2003. * "The Power of NGOs for Peace Keeping: The case of Chiapas conflict in Mexico", Paper presented at the 2003 meeting of the Latin American Studies Association, Dallas, Texas, March 27-29, 2003 * 『インターネットを武器にした<ゲリラ>―反グローバリズムとしてのサパティスタ運動』慶應義塾大学出版会、2002年 * "Internet War? : Discourse Struggle between the Zapatistas and the Mexican Government on the Net and Possibilities of Digital Open Society”, paper presented at 2000 meeting on Internet and Social Development, Fudan University, December 4, 2000. * 「歴史から見たメキシコ経済の現状と課題」、SFCフォーラム事務局編『コエヴォリューション―ウェッブ時代の社会と科学』1999年、101~120頁。 * 「メキシコ・サパティスタ国民解放軍『ラカンドン密林宣言』のテキスト分析 ― インターネット上に発表されたテキストを語彙定量分析した結果にもとづく若干の考察」『ラテン・アメリカ論集』No.32、ラテン・アメリカ政経学会、1998年11月、60~98頁。 * 「日本人学生のためのスペイン語初級教材の研究(1)」『イスパニカ』No.40、日本イスパニヤ学会、1996年12月、80~94頁。 * 「インターネットを利用したラテンアメリカ研究の可能性とその課題―データベースの構築と研究ネットワーク作りに向けて」『ラテン・アメリカ論集』No.31、ラテン・アメリカ政経学会、1997年10月、78~101頁 |