KEIO SFC JOURNAL


募集要項

「投稿規程と執筆要領を大幅に改訂いたしました。
Vol.18 No.2より適用となりますので、ご確認の上ご投稿ください。
(2018年3月14日掲載)

『KEIO SFC JOURNAL』Vol.18 No.2 投稿原稿募集

特集編集委員:小池 智子

慶應義塾大学湘南藤沢学会では、湘南藤沢キャンパス(以下、SFC)における学術研究の成果を発表する査読付学術論文誌『KEIO SFC JOURNAL』を年2回刊行しております。
毎号の特集テーマ以外に、自由論題への投稿も随時受け付けております。
使用言語は原則として日本語または英語とし、必要に応じてそれ以外の言語での投稿も認めます。
投稿される原稿は、未投稿のものとし、他雑誌への並行投稿や二重投稿は認められません。

今回、Vol.18 No.2(2019年3月発行予定)として、「次世代の「看護医療」を探る(仮)」という特集テーマで、論文を募集します。

Vol.18 No.2

  • 特集号テーマ:「次世代の「看護医療」を探る(仮)」

  • 特集号の概要:
    慶應義塾の看護教育は、2018年で100年を迎えます。1918(大正7)年、初代医学部長・北里柴三郎博士による医療における看護婦の役割の重要性に関する卓見に基づき、大学部医学科附属看護婦養成所が設立されました。その後、1922(大正11)年の産婆養成所の開設、慶應義塾の精神である「独立自尊」と「実学」を重んじ、優秀な人材の養成を行なってきました。戦時中は、特令によって卒業が短縮となりましたが、専修科を設けるなどして看護教育が継続されています。戦後の大きなダメージから立ち直った看護婦産婆養成所は、看護婦免許も地方免許から国家免許となる新制度のもと、1950(昭和25)年4 月に厚生女子学院として新たな看護教育をスタートしました。その後、医療技術・システムの進展に対応して、1988年(昭和63)看護短期大学に改組、2001(平成13)年には看護医療学部が開設され、2005(平成17)年には大学院健康マネジメント研究科を設置しています。より複雑で変化に富む時代、自ら考え抜き課題に対応できる人材、健康を多角的にとらえグローバルな観点から活動ができる人材の輩出に向け、新たな取り組みに挑戦し続けています。

    看護医療学部準備時の開設構想のキーワードのひとつが「21世紀のナイチンゲールの輩出」でした。「近代看護教育」の礎を築いたフロレンス=ナイチンゲール(1820-1910)は、クリミア戦争での負傷兵たちへの献身や看護教育者としてだけでなく、統計学を修めた社会起業家としての顔ももっていました。イギリス軍の戦死者・傷病者に関する膨大なデータを分析し、彼らの多くが戦闘で受けた傷そのものではなく、傷を負った後の治療や病院の衛生状態が十分でないことが原因で死亡したことを明らかにし、病院内の衛生状況を改善することで傷病兵の死亡率を劇的に引き下げました。1860年には、国際統計会議のロンドン大会で統一的な病院統計のためのモデル形式を提案するなど、現代の病院等における質改善手法の基礎を築いたひとりでもあります。

    これからの未踏の時代に、社会的・職業的に自立して、想定外の事象や未知の事象に対しても、持てる力を総動員して主体的に解決していく力を培い、国内の健康への貢献だけでなく、グローバル化した社会においては、多様性を受容し、異なる価値感や文化・宗教的背景を持つ人々と協働して健康課題に取り組む必要があります。医療技術等の発展が著しい現在、人々の健康と安寧のために、主体的に課題を発見し解決に導く力、リーダーシップ、チャレンジ精神、深い思いやりと共感を持って多様性を受容する力が「21世紀のナイチンゲール」には不可欠といえるでしょう。

     本特集では、慶應看護100年を新たな起点として看護医療学部開設以降の学内外の教育研究活動の論説・論文を通して、健康科学および社会科学の発展に貢献する「看護医療」を総括し、未踏の次世代の「看護医療」を構想したいと考えています。


  1. 原稿の種類、内容

    以下、aからfのいずれかから、最適と思われる原稿種類を選んでご執筆ください。

    1. 研究論文: 実証的または理論的研究の成果として、オリジナリティを有するもの
    2. 総説・レビュー論文: そのトピックに関する重要かつ適切な複数の既存文献に基づいて総合的な評価をしたり、過去の経緯、文献間の比較、評価などを総合的に論じ、著者のオリジナルな考えや見方を提示するもの
    3. 実践報告: 新規性のある取り組み、フィールドでの実践などを報告するもの。より広い分野での実践やスケールアップ、政策見直し等への含意を有するものが望ましい
    4. 研究ノート: 研究の中間的な報告や予察的な研究報告を行うもの
    5. 書評: 書籍等の文献の批判や紹介をするもの
    6. 学会動向:研究展望について解説するもの

    各原稿の制限文字数および詳細は、執筆要領をご参照ください

  2. 原稿締切および提出方法

    原稿締切日:
    Vol.18 No.2:「次世代の「看護医療」を探る(仮)」
      -- 2018年 6月15日(金) 午後4時
    Vol.19 No.1:テーマ(未定)
      -- 2018年11月30日(金) 午後4時

    なお、自由論題は随時受け付けます。

    提出方法:原稿は、「表紙〈抄録含む〉、本文、図表」の順にMS-Wordソフトで作成し、ひとつのファイルにまとめて電子ファイルとハードコピーの両方を提出してください。

    • 電子ファイルの提出方法:E-Mail:gakkai@sfc.keio.ac.jp(湘南藤沢学会事務局)宛に「原稿(MS-WordファイルとPDFファイル)」と「記載事項記入用紙」を上記アドレスまで送付してください。なお、PDFファイルは著者名、所属名、職位、謝辞を記載していない原稿をご用意ください。
    • ハードコピーの提出方法:大学院棟1F(タウ14)、湘南藤沢学会事務局に1部ご提出ください。サイズはA4判、著者名、所属名、職位、謝辞を記載していない原稿をご用意ください。
    • 採択された場合、図や表は別途オリジナルデータでご提出を求めることがあります(作図については執筆要領5を参照のこと)。

    記載事項用紙はこちらからダウンロードできます。

  3. 投稿資格

    筆頭著者となる資格を有するものは、以下のとおりです。

    • 湘南藤沢学会正会員
      総合政策学部・環境情報学部・政策・メディア研究科の教授・准教授・専任講師、看護医療学部、健康マネジメント研究科の教授・准教授・専任講師・助教(有期)※
      ※看護医療学部の助教(有期)の方は、全員学会へ入会されており、学会費の徴収も専任教員(教授・准教授・専任講師)同様に手続きをしております。
      ※総合政策学部・環境情報学部・政策・メディア研究科の有期契約教員(客員教員・特別招聘教員・教員(有期)・訪問教員(招聘)・講師(非常勤)・特任教員)、チェアシップ教授の方は、学会費を納めなければ投稿できませんので、予めご了承ください。
    • 湘南藤沢キャンパスに在籍する学部生ならびに研究科の学生
    • その他学会費を納めた者または編集委員会が執筆を依頼した者など

    注) いずれの場合も「投稿料」は発生しません。

  4. 査読プロセス

    『KEIO SFC JOURNAL』はピアレビュー・ジャーナルです。査読は著者の氏名および所属を伏せた上で行われ、査読審査を経て受理されると掲載となります。
    原稿の種類は、研究論文、総説・レビュー論文、実践報告、研究ノート、書評、学会動向があり、それぞれの査読プロセスは以下の通りです。

    「研究論文」「総説・レビュー論文」「実践報告」
    原則として1名の内部査読者(筆頭)と2名の外部査読者の3名で査読を行います。
    なお、審査を経て採録となった「研究論文」は、政策・メディア研究科博士課程学位取得の要件(査読付論文)として申請できます。

    「研究ノート」
    原則として1名の内部査読者(筆頭)と1名の外部査読者の2名で査読を行います。

    「書評」「学会動向」
    1名の内部査読者で査読を行います。

  5. 査読結果の通知

    査読結果(第一次判定)は、投稿から1から3ヶ月程度(査読状況によって異なる)で本人に通知します。査読結果は、「A:採録」「B:条件付採録」「C:修正再査読」「D:不採録」のいずれかで、結果は査読者のコメントとともに返送されます。必要な修正をして再投稿された原稿は、再査読を行い、第二次判定を本人に通知します。

  6. 著作権(「KEIO SFC JOURNAL」刊行規程 [著作権]第5条より抜粋)

    (1) (1) 著者は湘南藤沢学会(以下「学会」)が発行する「KEIO SFC JOURNAL」に掲載された論文等の著作権を学会に委託し、学会が論文等の編集著作権および出版権を保有する。
    (2) (1)に基づき、学会は著者の論文等を原文のままの形において印刷物または電子媒体により再出版または再配布する権利を保有する。なお、電子媒体による再配布とは、湘南藤沢学会ホームページならびに慶應義塾大学の運用するWebサイトやデータベースへも登録し、公開すること等を意味する。
    (3) 著者は、論文等を他の印刷物または電子媒体に転載する場合は、学会にその旨、通知する。
    (4) 著者の論文等を要約して印刷物または電子媒体により再出版または再配 布する場合は、原則として学会は著者から事前の同意を得るものとする。
    ※刊行規程第5条により、採録原稿は湘南藤沢学会ホームページならびに慶應 義塾大学の運用するWebサイトやデータベースへも登録し公開いたします。

  7. 研究倫理

    人を対象とした実験・調査については、生命倫理、プライバシー保護、人権保護等の面で必要な倫理的考慮を確保している必要があり、こうした研究を研究論文として投稿する場合、原則として筆頭著者の所属先の倫理委員会の承認を得ているものとします。ただし、実践報告についてはこの限りではありません。

    <参考>

  8. その他・注意事項

    投稿原稿には、著者名、所属機関名、および著者が推測されるような内容(謝辞、科研費をはじめとする助成金の情報など)は書かないでください。「拙著」「筆者は XXX(1997)において…」等のような表現の使用も避けてください。これらの情報は、査読を経た上で採録が決定した段階で記載していただきます。

    『KEIO SFC JOURNAL』は A5 判・モノクロです。図・表はA5判の半分もしくは全ページを占めることを前提に、縮小率ならびにモノクロでの見栄えを十分に考慮した上で作成してください。

以上